〜柳川毬とは〜
柳川毬は、福岡県柳川市にて造られている伝統的な毬です。
福岡県指定特産民芸品とされています。
柳川地方のひな壇には、初節句に女子に贈られた「さげもん」と呼ばれる独特の風習があります。
縁起の良い鶴などの手作りの縫いぐるみと、鮮やかな七色の糸で巻いた大毬を下げ
輪の中央に小毬と縫いぐるみを交互に下げ輪に吊り下げたものの事です。
この「さげもん」に使われる毬こそが柳川毬です。
丸くした木綿の上に綿をかぶせ、しつけ糸で形を整え、その上に草木染めした木綿糸や
現代的色調のリリアンを巻いて作り上げます。
旧柳川藩主の立花邸の腰元たちが作っていたのが町屋に広がったと言われています。
柳川毬は、城下町としての手毬文化を今に残す、貴重な伝統工芸品です。
上記は民家の雛祭りの様子です。
てまりだけで下げる場合は、7個を7個下げ(7×7)の49個
真ん中に少し大きめの毬を2個下げます。
普通はそれを1対の2下げを吊るしますが
部屋の事情などにより5個を5個(5×5)真ん中に少し大きめの毬を1個などにしたりもします。
(有)鶴荘HP http://tsurusou1963-jungle.jimdo.com/
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